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再エネ賦課金とは?
正式名称を「再生可能エネルギー発電促進賦課金」と呼び、太陽光発電や風力発電などの再エネの買取に必要な費用をまかなうための賦課金です。賦課は「税金などを割り当てて負担させる」という意味ですから、再エネ賦課金は実質的な税金と言えます。
- 1.再エネ発電事業者が再エネで発電した余剰電力を電力会社に売る
- 2.電力会社は再エネ賦課金を含めた金額で電気を買う
- 3.電力会社は一般送電網を介して家庭や企業などに電気を提供
- 4.利用者は電気利用料に応じて再エネ賦課金を含んだ金額を電力会社に支払う
- 5.利用者からの再エネ賦課金を取りまとめた電力会社が、国に再エネ賦課金を納付
- 6.国は電力会社へ交付金(再エネ買取に要した費用)を支払う
再エネによる発電量が増えるほど、必要となる再エネ賦課金も増える仕組みです。
再エネ賦課金に関すQ&A
Q1.再エネ賦課金はいつまで続くの?
国の公式な発表、見解はありません。
2022年現在でもFIT 制度があることから、少なくとも産業用太陽光発電の買取期間である20年先(2042 年)までは再エネ賦課金が続くでしょう。
Q2.再エネ賦課金を払わないことはできる?
再エネ以外の電気を利用した場合は「再エネ賦課金を支払わない」という選択肢はありません。
経済産業省は”電気を使うすべての方にご負担いただくものです”と述べています。
現実的に考えても電気料金の未納になって電気を利用できなくなるため、拒否できないでしょう。
年度※5月〜翌年4月まで | 再エネ賦課金単価 |
2018年 | 2.90円/kwh |
2019年 | 2.95円/kwh |
2020年 | 2.98円/kwh |
2021年 | 3.36円/kwh |
2022年 | 3.45円/kwh |
2023年 | 1.40円/kwh |